Mon. カフェでの必死の吠え声

08:30 a.m.
月曜日の朝、ベテラン解体屋の佐藤は一家の家が火事で焼失したという報道を目にする。その中で、出火原因として疑わしい恋愛小説が取り上げられていた。不審に思った佐藤は、近くのカフェで、その小説に関する情報を収集することに。

11:15 a.m.
カフェで、小説家の田中と偶然再会する。田中は、絶版になったその小説は人気セーラーリングで引き換えに販売されていたと佐藤に教える。しかし田中自身も、そのセーラーリングが引き換えになると思っていただけでその恋愛小説自体は知らないと言い、彼の言動から何か嘘があることを佐藤は感じ取る。佐藤もセーラーリングへのつながりに興味が沸く。

04:30 p.m.
一日の取り調べが何も得られず焦り始める佐藤だったが、不意にセーラーリングを身につけた若者が焦った様子でカフェに戻ってくる。その指輪をめぐって喧嘩が始まり、相手の男性が指輪を犬に投げつける。犬は大きな叫び声を後にして、現場から駆け去る。